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生前整理・遺品整理とは何か?違いや特徴とその進め方

生前整理・遺品整理とは何か?違いや特徴とその進め方

生前整理も遺品整理も、持ち物を片付けるという点に関しては同じです。

しかし、根本的に大きな違いがあります。

生前整理と遺品整理の違いや特徴について紹介していきます。

生前整理と遺品整理とは?

生前整理と遺品整理の違いを明確に説明できる人は意外と少ないでしょう。

両者とも「整理する」という点では同じですが、実は趣旨が少し異なります。

生前整理とは

生前整理とは持ち主が存命中に自らの資産や財産、また荷物などを整理することです。

大きく分けると、「財産関係の整理」と「生活空間の整理」の二つの分野がありますが、厳密に言えば生前整理は物の片付けのことではなく、財産関係を整理することを指しています。

遺品整理とは

遺品整理は故人の死後に、遺族や親族によって行われる財産や持ち物の整理のことです。

これは個人の所有物全てが含まれているため、日用品だけではなく、家具家電、車や住居にまで及びます。

また相続にも関係してきます。

生前整理のメリット

生前整理は本人が存命中に行うものです。

本人自ら、もしくは管理の下で整理を行うことで手間が省け、相続に関するトラブルを防ぐことができます。

それに合わせて遺言書やエンディングノートをまとめることもできるため、相続の際に役に立ちます。

不要な荷物を適切に処分してリサイクルすることで、遺品整理の手間も省けます。

遺品整理の進め方

遺品整理は本人のものではなく、故人の所有物を整理することです。

相続も関係してくるため、他に相続人がいる場合には一緒に行う方が良いでしょう。

手順としては以下の通りです。

  1. 親族や相続人に了承を得る
  2. 分別を行う
  3. リサイクル業者や回収業者に依頼する
  4. 相続書類などはまとめておく
  5. 部屋の掃除

上記の順番で行われますが、遺品整理は49日法要が終わった後など親族が集まった際に行うことが大切です。

ただ、相続には期限があることも覚えておきましょう。

故人が賃貸物件に居住していた際にも、急いで整理を行う必要があります。

遺品整理は単純な片付けではないため、どうすれば良いかわからないことも多くあります。

このような場合には、遺品整理業者など専門家に依頼することも考えてください。

業者によっては、荷物整理全般、回収処分、リサイクルや相続相談、清掃まで一括して請け負います

相続や賃貸物件で期限がある場合や遠方に住んでいる、多忙などの理由があるときには上手に利用すると良いでしょう。

まとめ

生前整理と遺品整理は同じように思えますが、スタンスが異なります。

生前整理を行ったからと言って遺品整理をしなくて良いというわけではありません。

生前整理は遺品整理をスムーズに進めるための準備として行うものなのです。

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